くろまめ🔥底辺高校からの逆転合格体験記

こんにちは。くろまめです。僕は今、早稲田大学商学部に通う現役早大生です。偏差値44の高校に通っていた僕が、わずか半年で早稲田に受かった際の受験話や、受験テクニックを発信します。ご質問はこちらまで→【weseda.juken.44@gmail.com】

偏差値44の高校に通う落ちこぼれが、早稲田3学部に逆転合格した話。 vol2「転落」

f:id:kuromamejuken:20200327150622j:image

どうも、くろまめです。
二作目です。

今回は僕の中学から高校に入学するまでの話をしようと思います。

「早稲田に行きたい」

そう思い始めるうんと昔の話です。

 

目次
1.サッカー馬鹿だった中学時代
2.なんとなく勉強し、底辺高校
3.高校入学。一日目に感じた後悔。

1.サッカー馬鹿だった中学時代

2011年4月、僕は地元の公立中学校へ入学しました。1学年の人数は大体200人くらい、まぁ地方なら多くもなく少なくもないって感じの普通の中学です。

中学時代の僕は、口が裂けても優秀とは言えないような"落ちこぼれ中学生"でした。

定期テストの成績は200人中140位ほど。これと言って得意な教科もなく、授業中は友達とケシカス投げ合って遊んだり、ノートに落書きしたりと、授業態度は最悪。

生活態度も同様で、週に一回は何か問題を起こして放課後に呼び出されていました。男子なら誰もが一度はかかる病厨二病
その中でもステージ4だった僕はもう手の施しようがありません。

そんな僕でも1つだけ熱中できるものがありました。

「部活」です。

当時サッカー部に入っていた僕は、朝から晩までずっとサッカーのことを考えている、いわゆる「サッカー馬鹿」でした。

朝は先輩に混ざって学年の中1人で朝練に参加したり、朝の読書ではサッカーに関する本ばっかり読んでいました。
厳しくも生徒思いだった顧問の先生にはしょっちゅう殴られ蹴られ、何度も何度も挫けそうになりながらも部活だけは妥協することなくやりました。

「やると決めたことはとことんまでやる」

不器用ながらも中途半端が大っ嫌いな性格が、後の大学受験でも役になったのかもしれないと、今考えたらそう思います。

2.なんとなく勉強し、底辺高校

前述の通り、成績が最悪だった僕は、行きたい高校を自由に選べる様な生徒ではありません。
通知表に書いてある成績はほとんどが「2」。

学期に一度の三者面談でも、そのほとんどが生活態度に関する説教に費やされるため、進路に関する指導はほとんどありませんでした。

「さすがにやばい」と思ったのか、親が家庭教師をつけてくれたはいいものの、それもほとんど意味がなく、、、
というより家庭教師と一緒に学校の宿題をしていたので、本来の使い方じゃなかったんです。

周りのみんなが受験勉強をする中、僕は完全に取り残されていました。


そんなある日、中学3年の冬休み、僕に転機が訪れます。

たまたま仲の良かった友達に誘われ、その塾に冬季講習から入塾することになりました。

『テストの成績が良かった生徒はみんなの前で表彰される』

この単純なシステムが良かったのか、褒められれば褒められるほど伸びる典型例の様な自分は、先生に褒められるためだけに毎日勉強する様になりました。

そして約三か月後。
無事第一志望の高校に入学することが出来ました。

まぁ、偏差値44の県立高校なんだけど。

3.高校入学。一日目に感じた後悔。

無事高校に入学し、絵に描いたような青春を夢見ていた僕を待っていたのはそれとは正反対の高校生活でした。

入学式初日から「起立・礼」の練習。少しでも出来なかったらすぐに説教。どこからどう見てもその姿は軍隊。

「あ、入る高校ミスった」

入学式初日から抱いていたこの感情は、卒業するまで消えることはありませんでした。

低偏差値高校だからか、やけに生徒指導が厳しくて、少しでも髪の毛をいじったらすぐに坊主。朝、数回遅刻するだけでその後1週間は校門の前で挨拶当番。まるで公開処刑

「個性」や「自由」なんかからは程遠い高校です。

こんな高校でやりたいことも見つけられるはずもなく、1年の頃の成績は280人中真ん中ぐらい。中学の頃にあれほど熱中していたサッカーも顧問と合わないことを理由に途中で辞め、文字通り"なにもない"高校生になりました。

そんな自分にも、ある日目標ができます。
2年にあがると同時に、「今年は定期テストくらいはちゃんとやるか〜」と決め、2年になって初めて、定期テストで「テスト勉強」というものをしてみたのです。(と言っても、前日からだけど)
これが意外に面白くて、なんせ偏差値"44"の高校ですから、僕でも簡単に学年上位になることが出来ます。

「もしかしたら、クラスで1番獲れるんじゃないか?」

一度目標を決めたらそれを達成するまでやめられない性格です。次のテスト、また次のテストとどんどん成績が上がっていき、遂に学年で一桁、クラスで1位を取ることができました。

「あ、勉強するの楽しいかも。」

こう思い始めたのは高2の終わり頃。
あれだけ嫌いで嫌いで仕方がなかった勉強も、徐々に結果が出るにつれてある種ゲームの様になり、次第に勉強に対するアレルギーは薄れていきました。

とは言っても所詮は偏差値44の底辺高校でクラス1位。
クラストップだからと言って、自分を「天才」と過信するほど馬鹿ではありません。

「まぁ普通の大学に行けたらそれでいいや。」

この頃の自分の頭の中には、まだ早稲田の「わ」の字もありませんでした。

そんな自分が、ある時を境に受験に目覚め、なんと早稲田を目指すことになります。

底辺高校の落ちこぼれが早稲田を目指すきっかけとなった話はまた次回。今回は以上です。

それでは。

 

#早稲田大学 #大学受験 #受験生 #早稲田 #英語 #国語 #日本史 #逆転合格

 

 

Twitterはこちら☞@waseda_gokaku44

受験に関するご相談はこちら☞waseda.juken.44@gmail.com